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レーザーデータ処理
地上レーザープロファイルを使用して、現況地物や構造物などをXYZの点群データとして取得します。
データはご希望の3次元モデリングとして納品します。
また、必要に応じてボリューム計算も行ないますので、お気軽にご相談ください。

レーザースキャニングに使用するレーザースキャナー
・Zoller+Frohlich社 IMAGER5003
レーザースキャニングデータ解析に使用する専用ソフトウェア
・LandForms
レーザースキャニング
レーザースキャニング後、異常データの削除など編集を行い、xyzのテキスト形式やモデリングデータを納品
します。各種解析も請け負っておりますのでお気軽にご相談下さい。
また、ターンニングのデータ合成精度を上げるため、合成基準点の測量業務も行っております。
広範囲の計測には不可欠なターンニング時の位置決めを光波測定によるトラバース計算で求めます。

【実績】
・福井県越前丸岡城石垣計測業務
・福井県武生市陶芸釜計測業務
・TDLアトラクション計測業務
・関東自動車工業ロボットライン計測業務

地上レーザープロファイル
地上設置型の高精度レーザースキャナーを使用します。
1基点からの計測範囲及び精度は、水平360°垂直310°距離精度 ±0.3mmです。
用途に応じ各種レーザープロファイルを用意できますのでお気軽にご相談下さい。
レーザーデータの解析
レーザースキャニングのデータにクリーニング編集を行い、等高線計算、縦横断計算を行います。
データの組合わせも行えますので、航測図化した等高線のデータを組合せ、草等で地盤が見え
ない箇所を補ったり、計画のデータを組込んだりすることができます。
データ処理には64ビット機を使用しますので、大容量のデータにも対応できます。(2,000万点を
上限とします)

【実績】
・秋田県伊勢堂岱遺跡 等高線・1mメッシュ断面抽出業務
・秋田県鹿角市農地災害縦横断計算及び平面図、3Dモデリング作成業務


レーザーデーターの編集
実際にレーザー機器で計測したデータを使用し、GeoForm(及びLandForms)データクリーナー
オプションを使っての編集の手順を説明します。

@レーザーデータを取込みます(RGB色情報付き)

3D表示で立体的に全景を確認できます。
周囲には立ち木があり、オーバーハングのように覆いかぶさっていますので、こういったデータを削除しないと
TIN計算ができません。


A横断範囲を決定します。

このため池のようにお椀形状の場合は、全体を囲ってしまうと必要なデータもフィルタリングしてしまうので、
範囲を区切りながら処理します。


B横断を表示させ、Z値のみの判断に置き換えます。

上部のデータは、おそらく立ち草と思われます。(あくまで『おそらく』・・・)
これに20cmの円フィルターを通します。(上辺、下辺を選択できます)


C円フィルターを通すと、余分なデータが未使用点として除外されます。


Dフィルタリングにより、上部のデータが削除されたことが3D表示で良くわかります。

この作業を繰り返し解析に不必要なデータを排除していきますが、点に属性があるわけではないので結局はオペ
レータの判断になってしまいます。