HOME > 東北地方太平洋沖地震 > 中三陸沿岸地域
震災地域の3Dシュミレーション

国土情報基盤地図情報数値標高モデルを使用し、被災地の3D地形を再現いたしました。甚大な被害の状況
をご確認頂き、多くの支援をお願いいたします。

・10mメッシュ及び5mメッシュ標高から、0m標高を除き作成いたしました関係で、実際の地形より陸地部分が
小さくなっています。
・データの表示部分が、おおよその陸地部分です。
・沿岸の小さな島はカットしてあります。市町村名の表示がおおよその市役所・町役場がある場所です。
・著作権の都合上、数値地図は配置しておりませんので全体地形としてご理解いただけますようお願いいた
します。
・浸水被害地域は、津波のエネルギーまでの計算はできませんので、単純に標高を水位とし表示していますの
で、実際の津波の到達範囲とは異なりますのでご了承ください。
・全ての画像でクリックすると拡大表示されます。
中三陸沿岸地域
本格的なリアス式海岸地域です。風光明媚な土地で浄土ヶ浜など有名な観光スポットが多く存在しています。
過去の津波では常に被害を受けていた地域ですが、特に田老町は、明治、昭和三陸津波で多大な被害にあったこともあり
10mの防潮堤を2重で設置し世界的にも有名な地区でしたが、今回の津波で一部が破壊されそれを超えて町に津波が押し
寄せています。


釜石市から田老町までの三陸地域の3D表示です。


水色の表示部分が標高10mの範囲です。
半島が長く湾が深い地域で、市街地が奥まで平坦地で水色が入りこんでいるのがわかります。


大槌町3D表示です。


水色の表示部分が標高10mの範囲です。


山田町周辺です。


水色の表示部分が標高10mの範囲です。市街地の大部分になります。


宮古市周辺です。


水色の表示部分が標高10mの範囲です。市街地の奥深くまで水色の表示なっているのがわかります。


田老町から南方面の3D表示です。


水色の表示部分が標高10mの範囲です。
2重の10m防潮堤の一部を壊され、市街地の奥深くまで津波が押し寄せました。